Nikon Z50
基本的な使い方・おすすめ設定

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まずはオートで撮影しよう

ピントの合わせ方

AFの性能を最大限発揮するには被写体によって適切なフォーカスモードとAFエリアモードを選択することが重要です。それぞれで選択したモードが影響し合うので、自分がよく撮る被写体に適したモードの組み合わせを知っておきましょう。


フォーカスモード


フォーカスモードをiメニューから変更する場合、初期設定では右下から変更できます。


ピント合わせの設定を選べるフォーカスモードについて、大きく分けて静止している被写体の撮影に適した「AF-S(シングルAF)」と動きのある被写体の撮影に適した「AF-C(コンティニュアスAF)」と手動でピントをあわす「MF(マニュアルフォーカス)」の3つがあります。
AUTOモードを使用している場合は、モードを自動的に切り替える「AF-A(AF自動切り替え)」が選択されているので、意識する必要はありません。



AF-A AFモードの自動切り替え 被写体が静止しているしている場合はAF-S、動いている場合はA場合はとなります。
AF-S シングルAF シャッターボタン半押しでフォーカスポイントの箇所にピントをあわせようとします。ピントがあうとフォーカスポイントが緑色になりシャッターをきれます。被写体が近すぎる時などはフォーカスポイントが赤いままでシャッターをきれません。
AF-C コンティニュアスAF シャッターボタン半押ししている間、被写体の動きに合わせてフォーカスポイントが移動、ピントをあわせ続けます。
MF マニュアルフォーカス 手動でピントをあわせたい時に選択します。ピントがあっていなくてもシャッターをきれます。

AFエリアモード


AFエリアモードをiメニューから変更する場合、初期設定では右上から変更できます。

AFエリアモードは6つあります。フォーカスモードによって選択できるモードが変わります。



ピンポイントAF
※AF-Sのみ
最も小さなフォーカスポイントでピント合わせを行います。シビアにピントあわせを行いたい時に使用します。
シングルポイントAF 1点のフォーカスポイントでピント合わせを行います。静止している被写体に向いています。
ダイナミックAF
※AF-A、AF-Cのみ
フォーカスポイントからピントが外れても周辺のフォーカスポイントからピント位置を追います。
ワイドエリアAF(S) シングルポイントAFより広い範囲でピント合わせを行います。動く被写体の場合でポイントを定めることが難しい場合に、だいたいのエリアでピントを合わせられるこのモードが便利です。
ワイドエリアAF(L) ワイドエリアAF(S)より広い範囲でピント合わせを行います。
オートエリアAF フレーム内のすべてのフォーカスポイントからカメラが適したピント位置を定めます。
瞳認識ターゲット追尾AFは、このモードで使用できます。

顔認識と瞳認識

顔認識と瞳認識は、AFエリアモードが「オートエリアAF」に設定されている時に使用できます。
「カスタムメニュー → オートフォーカス → オートエリア選択時の顔と瞳認識」で設定できます。





ターゲット追尾AF


ターゲット追尾AFは、AFエリアモードが「オートエリアAF」に設定されている時に使用できます。


OKボタンを押すとターゲットを選択できます。
ポイントをあわせて再度OKを押します。


被写体の追尾がはじまります。


タッチ操作によるピント合わせ


シャッターボタンを半押しする以外に背面液晶をタッチしてピントを合わせる方法があります。タッチ操作の撮影には3つの機能があり、画面左上のアイコンをタッチすることで機能を切り替えることができます。



タッチシャッター / AF:有効


このアイコンの場合は、タッチした位置にピントを合わせて指を離すとシャッターが切れます(静止画モードのみ)。



タッチAF:有効


このアイコンの場合は、タッチした位置のピント合わせのみ行います。AUTOモード使用時は、タッチした被写体を追尾します。



タッチシャッター / AF:無効


このアイコンの場合は、タッチ操作は無効になります。


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